お笑い芸人として独特の存在感を放つ熊元プロレスさん。165cmの身長に100kgを超える体格から放たれる「圧」は、他の芸人には真似できない個性として注目を集めています。
現在は「紅しょうが」のメンバーとして活躍する傍ら、ハンドボールのゴールキーパー経験やモノマネ、ウクレレなど多彩な特技を持ち、パチンコや少女漫画、百人一首まで、その趣味の幅広さも注目されています。
本記事では、熊元プロレスさんの意外な素顔や、お笑い芸人になるまでの道のり、そして彼女の多彩な趣味や特技について詳しく紹介していきます。
熊元プロレスのプロフィール
本名は熊元侑里恵
お笑い芸人の熊元プロレスさんは、本名を熊元侑里恵(くまもと ゆりえ)さんといい、1990年11月30日に兵庫県神戸市で生まれました。
現在は、お笑いコンビ「紅しょうが」のツッコミ担当として活躍しています。相方は青じそさんで、2014年にコンビを結成しました。
コンビ名の「紅しょうが」は、焼肉店でよく提供される薬味から名付けられたと言われています。熊元さんの体型と赤いものという組み合わせから、インパクトのある芸名として定着しました。
漫才やコントでは、熊元さんの体格を活かしたネタや、相方の青じそさんとの絶妙な掛け合いが特徴的です。
身長165cm体重101.6kg
熊元プロレスさんの特徴的な体格は、身長165cm、体重101.6kgです。芸人としての存在感を際立たせる要素となっています。
自身のチャームポイントとして「圧」を挙げており、これは体格から醸し出される威圧感を指しています。この独特な存在感は、お笑いの世界で彼女の武器となっています。
テレビ出演時には、体格を活かしたキャラクター性で注目を集めることが多く、「大きい女性」というイメージを逆手に取った芸風を展開しています。
昔は痩せていた
熊元プロレスさんは現在は100キロを超える圧のある体型がウリですが、昔は今より痩せていたようです。
芸人としてのインパクトを出すためにあえて大きな体型にしている可能性はあります。
独特の存在感を活かしたネタ
熊元プロレスさんは、その体格を活かしたネタ作りに定評があります。相方の青じそさんとの漫才では、体格差を活かしたビジュアルコントラストが笑いを誘います。
特に、プロレス技をモチーフにしたネタや、「圧倒的な存在感」を活かしたコントは、観客からの支持を得ています。
また、芸名の「プロレス」という要素を取り入れた演出も多く、プロレス技のような大げさな動きや、迫力のあるパフォーマンスが特徴です。
お笑いライブやテレビ番組では、アイドルのような可愛らしい振る舞いをするギャップも魅力の一つとなっています。
熊元プロレスはどうやってお笑い芸人に?
神戸市立須磨高校卒業
熊元プロレスさんは、神戸市立須磨高校に通っていました。須磨高校は、1901年に創立された伝統ある公立高校で、多くの著名人を輩出している学校として知られています。
在学中は、ハンドボール部に所属し、ゴールキーパーとして活躍していました。運動神経が良く、体を張ったプレーが得意だったと言われています。
高校時代は、将来の夢として歴史学者になることを考えており、真面目に勉強に励んでいたと語っています。この頃はまだ、お笑い芸人になるという夢は持っていなかったようです。
神戸女子大学文学部史学科を1年前期で中退 大学時代にお笑いの道を志す
神戸女子大学文学部史学科に進学した熊元プロレスさんですが、大学1年の前期で中退を決意します。きっかけは、テレビで見たお笑い番組でした。
特に影響を受けたのは、女性お笑い芸人の活躍する姿でした。自分も人を笑わせる仕事がしたいと強く感じ、両親に相談。最初は反対されましたが、熱意を持って説得を続けた結果、理解を得ることができました。
この決断には、「自分の本当にやりたいことを見つけた」という強い確信があったと後のインタビューで語っています。
NSC大阪35期生として入学
お笑いの道を志すことを決意した熊元プロレスさんは、吉本興業が運営するNSC(New Star Creation)大阪校の35期生として入学します。
NSCでの学生生活では、基礎からお笑いを学び、独特の存在感を活かしたネタ作りに励みました。特に体型を活かしたギャップのある笑いが、講師陣からも高く評価されていたと言われています。
同期には多くの実力者がおり、切磋琢磨しながら芸を磨いていきました。
「イナズマパンティーズ」を結成
NSC時代に出会った相方と「イナズマパンティーズ」を結成します。コンビ名の由来は、二人の勢いのある芸風と、下着をモチーフにした斬新さを組み合わせたものでした。
しかし、コンビとしての活動は長く続かず、それぞれの道を歩むことになります。この経験は、後の芸人生活における重要な糧となったと語っています。
2014年に紅しょうがを結成
2014年、運命的な出会いにより、相方の尼神インターの誠子さんと「紅しょうが」を結成します。二人とも体格が良く、独特の存在感を持つ個性的な芸人として注目を集めました。
コンビ名の「紅しょうが」は、二人の赤みがかった髪色と、お互いの個性的な芸風を表現したものです。結成後は、関西を中心に精力的に活動を展開し、徐々に知名度を上げていきました。
女性コンビならではの視点を活かしたネタや、体を張ったパフォーマンスが特徴的で、多くのファンを獲得しています。
熊元プロレスの意外な特技
ハンドボールのゴールキーパー
熊元プロレスさんは、高校時代にハンドボール部のゴールキーパーとして活躍していた経歴を持っています。須磨高校ハンドボール部に所属し、その大きな体格を活かして、ゴールを守り抜く重要な役割を担っていました。
高校時代のスポーツ経験は、現在の芸風にも活きていると考えられます。チームの最後の砦としての責任感や、瞬時の判断力、そして体を張ってゴールを守る精神は、お笑いにおける「圧」のある芸風の土台となっているのではないかと推察されます。
また、ゴールキーパーとしての経験は、現在のステージパフォーマンスにおける空間把握能力や、タイミングの取り方にも良い影響を与えていると考えられます。
モノマネが得意
熊元プロレスさんは、独特の声質と表現力を活かしたモノマネも得意としています。
モノマネのレパートリーには以下のようなものがあります:
- プロレスラーの入場シーン
- 試合中の掛け声やセリフ
- 試合後のインタビューシーン
これらのモノマネは、テレビ番組やライブでも度々披露され、その完成度の高さから視聴者やお客さんからの評価も高いものとなっています。
また、プロレスのモノマネだけでなく、様々な芸能人のモノマネにも挑戦し、その都度SNSなどでも話題を集めています。
熊元プロレスの趣味
キスとパチンコが大好き
熊元プロレスさんは、自身のSNSやテレビ出演で、キスとパチンコへの強い愛着を公言しています。特にパチンコに関しては、ストレス発散方法の一つとして挙げており、休日に一人で楽しむことも多いと語っています。
パチンコについては、勝負事としてだけでなく、音や光のエフェクト、ストーリー性のある演出を楽しむ娯楽として捉えているとのことです。
キスについては、テレビ番組などで「キス魔」という一面を見せることもあり、人を癒す行為として捉えているという独自の解釈を持っています。
一人カラオケも楽しむ
熊元プロレスさんは、一人カラオケを趣味として楽しんでいます。特にストレス解消や新しいネタの練習場所として活用することもあると明かしています。
レパートリーは幅広く、アイドルソングから演歌まで様々なジャンルの曲を歌うことができます。中でも、演歌歌手の小林幸子さんの楽曲を得意としており、独特の声量を活かした歌唱で知られています。
また、カラオケでは新しいモノマネのレパートリーを増やすための練習も行っているとのことです。
少女漫画とドカベンを愛読
熊元プロレスさんの読書の趣味は、少女漫画と水島新司さんの「ドカベン」という一見ミスマッチな組み合わせが特徴です。
少女漫画については、純粋な恋愛ストーリーを好んで読むと語っており、特に学園モノの作品を愛読しているとのことです。
「ドカベン」については、野球漫画でありながらキャラクター同士の友情や絆を描いた人間ドラマとしての側面に魅力を感じていると語っています。
百人一首にハマってる
熊元プロレスさんは、伝統的な和文化である百人一首に深い関心を示しています。百人一首の暗記を趣味として楽しんでおり、和歌の持つリズムや情景描写の美しさに魅了されているとのことです。
特に、恋愛を詠んだ和歌に強い関心を持っており、現代の恋愛観との比較を楽しむなど、独自の視点で百人一首を楽しんでいます。
ウクレレが弾ける
熊元プロレスさんは、ウクレレの演奏を趣味として楽しんでいます。ハワイアンミュージックを中心に、様々なジャンルの曲を演奏することができます。
ウクレレを始めたきっかけは、その小さな楽器の形状と明るい音色に魅力を感じたからだと語っています。
また、ウクレレは持ち運びが容易なため、楽屋や移動中の空き時間にも練習できる点を気に入っているとのことです。時には、お笑いのネタにウクレレを取り入れることもあります。