施設名称や住所を入力することでその土地の地震・水害に関するハザード情報を教えてくれるGPTsです。
災害は事前に土地のリスクを知ることから始まります。
家を建てる時、借りる時や旅行、出張など知らない土地へ行くときも災害リスクに備えておくことが重要です。
さらには気候変動や巨大地震の危険性が叫ばれる今日、旅行中などで知らない土地に行った時でも、ハザード情報を頭に入れておくことは有益であると言えます。その土地固有の問題を抱えている地域もあります。いざ災害が起きてからでは不意を突かれ、判断に迷いが出てしまう事もあるでしょう。そうなる可能性を低くするためにもこのGPTsを活用して、事前にハザード情報を調べてください。
具体的には建物を計画するときや不動産を紹介、検索するときに簡単にハザード情報を取得できます。これにより従来はwebや役所でハザードマップを調べていた時間がこのGPTsを利用することで短縮できます。
<掲載写真は下記のGPTsで作成しました>
写真家
具体的な活用例
①ハザード情報を取得したい、施設や土地の住所などを入力します。
入力すると、gocodingで緯度と経度を取得します。[1]
そして、取得できる情報の種類が表示されます。
[1]https://www.geocoding.jp API利用
②取得するハザード情報を入力
1〜5のいづれかを入力する事で情報を表示できます。
1を入力すると地震の発生確率を知ることができます。[2]
震度の被害の程度を説明します。
[2]https://www.j-shis.bosai.go.jp 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 地震ハザードステーションAPI利用
「2」を入力すると土地の地盤情報を知ることができます。[2]
「3」を入力すると洪水浸水想定区域、「4」津波浸水想定区域、「5」土砂災害警戒区域を地図で取得できます。
表示されたhtmlファイルを開くと、入力した土地をマップ上でプロットした地図に洪水情報など[3]を重ねて表示してくれます。
下記はスカイツリーの洪水浸水想定区域です。(凡例は実際には別画面です[3])
[3]https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/copyright/opendata.html#l2shinsuishin 国土交通省ハザードマップポータルサイト API使用
今後の展望
この他、液状化情報や火災延焼危険地域などの情報を盛り込んでハザード情報を包括的に提供できるようにしたい。