「筋肉芸人」という肩書きだけでは語れない魅力を持つ青木マッチョさん。その存在は、お笑い界に新しい風を吹き込んでいます。 命を救う消防士という重責を担っていた経験を持ちながら、夢を追いかけてお笑いの世界に飛び込んだ勇気ある決断には、多くの人が共感と応援の気持ちを抱いています。
豊田市消防署での6年間の経験と、現在はクリスタルジムのトレーナーとしても活躍するなど、その経歴は非常にユニークです。 180cm・90kgという恵まれた体格の持ち主である青木マッチョさんの、意外な特技や家族との関係、日常生活の過ごし方まで、深く掘り下げて紹介していきます。
この記事を読めば、筋肉芸人としてのイメージだけでなく、音楽的才能や趣味の多様さなど、青木マッチョさんの新たな魅力を発見できるでしょう。 消防士からお笑い芸人へ。その大胆な人生の選択から始まった、青木マッチョさんの魅力溢れる物語をお届けします。
青木マッチョってどんな人?
かけおちのメンバーで元消防士
青木マッチョさんは、お笑いコンビ「かけおち」のボケ担当として活動する芸人です。相方の川井すだちさんとともに、2022年に結成したコンビで、主にYouTubeやTikTokなどのSNSを中心に活動しています。
元消防士という異色の経歴を持つ青木マッチョさんは、その経験を活かしたネタや、筋肉を活かしたパフォーマンスで注目を集めています。消防士時代に培った規律正しい生活習慣と、人命救助の経験は、芸人としての活動にも大きな影響を与えていると語っています。
お笑いの世界では珍しい「マッチョ芸人」として、筋肉と笑いを組み合わせた独自のスタイルを確立しつつあります。
1995年7月31日生まれの愛知県出身
青木マッチョさんは、1995年7月31日生まれの愛知県豊田市の出身です。トヨタ自動車の企業城下町として知られる豊田市で育ち、地元愛の強さを度々メディアで語っています。
愛知県の公立高校を卒業後、消防士を志望して消防学校へ進学しました。地元・豊田市の消防署で勤務することを選んだ背景には、生まれ育った地域への恩返しの気持ちがあったと言われています。
豊田市での生活や、消防士としての経験は、地方出身ならではの視点を活かしたネタも披露しています。
身長180cm、体重90kgの筋肉質な体型
青木マッチョさんの特徴的な体格は、芸能界でも際立つ存在となっています。身長180cm、体重90kgという恵まれた体格に加え、日々のトレーニングによって培われた筋肉質な体型は、その芸名の由来にもなっています。
消防士時代から継続している筋力トレーニングは、現在も欠かさず行っており、プロテインの摂取や食事管理にも気を配っています。筋肉質な体型を維持するために、1日の摂取カロリーや栄養バランスにも細心の注意を払っているとSNSで発信しています。
この恵まれた体格は、芸人としての活動だけでなく、フィットネストレーナーとしての副業にも活かされています。
青木マッチョの消防士時代から芸人になるまで
豊田市消防署で6年間勤務
青木マッチョさんは、地域の安全を守るため、愛知県豊田市消防署で2014年から2020年まで消防士として勤務していました。消火活動や救助活動、救急搬送などで、地域住民の生命と財産を守る重要な役割を担っていました。
消防士時代から、体力維持と筋力トレーニングに励んでおり、災害現場での活動に必要な体力と精神力を培っていたと言われています。
消防署での勤務は24時間体制の3交代制で、仲間との連携や信頼関係を重視する職場環境で働いていました。この経験は、後の芸人活動でのコミュニケーション能力の向上にも活かされているとされています。
NSC東京校に入学してお笑いの道へ
2020年、青木マッチョさんは6年間務めた消防士の仕事を退職し、吉本興業のお笑い養成所であるNSC東京校に入学しました。これは、幼い頃からの夢であった「人々を笑顔にする」という想いを実現するための大きな決断でした。
NSCでの学びでは、基礎からお笑いの技術を習得。ネタ作りやステージング、話術など、芸人として必要なスキルを着実に身につけていきました。
特筆すべきは、消防士時代に培った体格や筋肉を活かしたキャラクター作りを意識的に行っていたことです。「マッチョ」という個性を前面に出しながら、独自の芸風を確立していきました。
2022年にかけおちを結成
NSC東京校での修行を経て、同期生の村上さんとお笑いコンビ「かけおち」を結成しました。コンビ名の由来は、青木マッチョさんが安定した消防士の仕事を辞めて芸人になったことから、「人生からの駆け落ち」という意味が込められています。
コンビでは、青木マッチョさんが時に威圧的なツッコミ役を、村上さんがボケ役を担当。筋肉質な体格とのギャップのある繊細な表現や、消防士時代のエピソードを織り交ぜたネタなど、独自の世界観を展開しています。
2022年の結成以降、YouTube動画の配信やライブ活動を積極的に行い、徐々に知名度を上げています。消防士から芸人への異色の経歴は、多くのメディアで取り上げられ、注目を集めるきっかけとなりました。
青木マッチョの家族構成は?
6人家族の4兄弟の3番目
青木マッチョさんは、6人家族の大家族で育ちました。賑やかな家庭環境で育ったことが、現在の明るい性格の形成に影響を与えていると考えられます。
4兄弟の中で3番目という立ち位置は、上の兄たちから多くを学び、かつ下の弟の面倒を見るという、バランスの取れた経験を積むことができる環境でした。家族が多いことで、コミュニケーション能力や協調性が自然と身についたと思われます。
現在も家族との繋がりを大切にしており、SNSでも時折家族との思い出を語るなど、家族愛の強さが伺えます。
筋トレ好きの父親の影響を受ける
青木マッチョさんの筋肉への関心は、父親の影響が大きいと言えます。父親自身が筋トレ愛好家で、家庭内にダンベルやトレーニング器具が常備されていた環境で育ちました。
幼少期から父親の筋トレする姿を見て育ったことで、自然と体を鍛えることへの興味が芽生えたと考えられます。父親から教わった正しいフォームや継続の大切さは、現在の筋トレに対する姿勢にも活かされています。
父親の影響は単に筋トレだけでなく、健康的な生活習慣や目標に向かって努力する姿勢なども、家庭教育を通じて受け継いでいると思われます。
兄2人は既婚で子供あり
青木マッチョさんには2人の兄がおり、どちらも結婚して子供がいます。兄たちは家庭を持ち、安定した生活を送っているようです。
兄たちの家族とは、休日などに集まる機会も多く、子供たちからは「マッチョおじさん」として慕われており、家族の集まりでは子供たちの人気者となっています。
兄たちの家庭を見ることで、自身の将来の家族像についても、良い参考になっていると思われます。
弟は元自衛隊員
青木マッチョさんの一番下の弟は、元自衛隊員という経歴の持ち主です。兄弟揃って体を動かすことや規律のある仕事に就いていた経験があるという点で、家族の価値観の共通性が見られます。
弟が自衛隊で培った規律や体力づくりの経験は、兄である青木マッチョさんの消防士としての経験と通じるものがあり、兄弟で互いの経験を共有し合える関係性を築いています。
このように、4兄弟それぞれが異なる道を歩みながらも、体を動かすことや人の役に立つ仕事に就くという共通点があり、家族としての絆を深めている要因の一つとなっています。
青木マッチョの意外な特技って?
マッチョな体型とは異なる意外な一面を持つ青木マッチョさん。筋肉だけでなく、多彩な特技を持ち合わせています。
ピアノやドラムなど楽器が得意
青木マッチョさんは、筋骨隆々な体型からは想像できない繊細な音楽の才能を持ち合わせています。幼少期からピアノを習っており、その経験を活かして現在でもピアノ演奏を披露することがあります。
また、ドラムの演奏も得意としており、音楽番組やライブイベントでパフォーマンスを行うこともあります。リズム感と正確なテンポキープには定評があり、音楽関係者からも高い評価を得ています。
楽器演奏の腕前は、SNSでも度々披露されており、マッチョなのに繊細な演奏ができて素晴らしいといったコメントが寄せられています。
絶対音感の持ち主と自称
青木マッチョさんは、自身が絶対音感の持ち主であると公言しています。絶対音感とは、基準となる音を聞かなくても、単独の音を聞いただけでその音の高さを正確に判断できる能力のことです。
この能力を活かし、テレビ番組などでは音当てクイズに挑戦したり、即興で楽器演奏を披露したりすることもあります。ただし、この能力については本人の自称であり、専門家による検証は行われていません。
デッドリフト260kgの怪力
元消防士としての経験と日々のトレーニングの成果として、青木マッチョさんは驚異的な筋力を持っています。特にデッドリフトでは260kgを持ち上げる記録を持っているとされています。
この力強さは、消防士時代の救助活動や、現在の芸能活動でも活かされています。トレーニング方法や食事管理についても詳しく、自身のSNSで情報発信を行っています。
大食い早食いのスキルも
青木マッチョさんは、筋肉を維持するための大量の食事摂取から、自然と身についた大食いの能力も持っています。一般的な大食いチャレンジメニューなどもこなすことができ、その様子をSNSで公開することもあります。
特に早食いのスキルは高く、大食いチャレンジ企画などでその能力を披露することがあります。ただし、早食いは健康面でリスクを伴う可能性があるため、視聴者に対して「真似はしないでください」と注意喚起も行っています。
青木マッチョの趣味や日常は?
ソロキャンプを楽しむ
青木マッチョさんは、SNSでもたびたび投稿が見られるソロキャンプを趣味の一つとしています。特に休日を利用して、愛知県や静岡県を中心とした関東近郊のキャンプ場へ足を運んでいます。
キャンプギアは、筋肉質な体格を活かして重量のある機材も一人で持ち運び可能なため、本格的な調理器具やテントを使用しています。SNSではキャンプでの調理の様子も紹介されており、プロテインを使用したキャンプ飯や、大量の肉を焼き上げる動画なども公開しています。
また、キャンプ場での筋トレの様子も投稿されており、自然の中でのトレーニングを組み合わせた独自のキャンプスタイルを確立しています。フォロワーからは「マッチョキャンプ」と呼ばれ、独特な世界観が支持されています。
銭湯巡りが好き
青木マッチョさんは、トレーニング後のリフレッシュとして銭湯巡りを日課としています。特に愛知県内の銭湯を中心に、新しい銭湯を開拓することを楽しみにしています。
銭湯では、サウナと水風呂を交互に楽しむことで、筋肉の回復を促進させる効果を期待しています。SNSでは訪れた銭湯の特徴や、お気に入りのポイントなどを詳しく紹介しており、銭湯の魅力を発信する役割も果たしています。
また、銭湯での他の利用者とのコミュニケーションも大切にしており、サウナ好きの仲間との交流の場としても活用しています。マッスルサウナーとしての一面も持ち合わせています。
クレヨンしんちゃんの映画をよく観る
青木マッチョさんは、子供の頃から親しんできたクレヨンしんちゃんの映画を、現在でも定期的に視聴しています。特に、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』など、社会性のあるメッセージ性の強い作品を好んで観ています。
SNSでは、クレヨンしんちゃんの映画の名シーンや印象的なセリフを引用することもあり、作品への深い愛着が伺えます。また、新作映画の公開時には必ず劇場に足を運び、感想をSNSで共有する習慣があります。
このような意外な趣味は、筋肉質な外見とのギャップとして注目を集めており、芸人としての個性的なキャラクター作りにも一役買っています。
青木マッチョの芸能界での活動は?
クリスタルジムでトレーナーとして活動
青木マッチョさんは、芸人活動の傍ら、東京・渋谷にあるクリスタルジムでパーソナルトレーナーとして活動しています。クリスタルジムは、お笑い芸人の野田クリスタルさんがオーナーを務める完全会員制のプライベートジムです。
青木マッチョさんは、消防士時代に培った救命救急の知識と、自身のボディビルディングの経験を活かし、会員一人一人に合わせたトレーニングプログラムを提供しています。
特にトレーニング初心者向けのプログラム作成や、正しいフォームの指導に定評があり、SNSでもトレーニング動画を公開するなど、積極的な情報発信を行っています。
野田クリスタルとの交流
青木マッチョさんと野田クリスタルさんの交流は、クリスタルジムでのトレーナー採用がきっかけとなっています。野田クリスタルさんは、青木マッチョさんの消防士としてのバックグラウンドと、トレーニングに対する真摯な姿勢を高く評価しています。
両者は、YouTubeチャンネル「野田ちゃんねる」での共演や、SNSでの投稿で度々話題を集めており、二人の独特な掛け合いは多くのファンから支持を得ています。
また、クリスタルジムを通じて、芸能界やスポーツ界の著名人との交流も広がっており、青木マッチョさんの芸能活動の幅を広げる機会となっています。
体格を活かしたネタ作り
青木マッチョさんは、180cmの身長と90kgの筋肉質な体格を活かしたネタ作りを得意としています。お笑いコンビ「かけおち」では、その体格差を活かしたコントや漫才を展開しています。
特徴的なのは、筋肉を活かしたダイナミックな動きと、繊細な表情のギャップを演出する芸風です。消防士時代の経験やトレーニングの知識を織り交ぜたネタは、独自性があると評価されています。
また、テレビ番組やイベントでは、体力系の企画や筋肉芸で活躍する機会も多く、芸人としての活動の幅を広げています。SNSでも、トレーニング動画とお笑いを組み合わせたコンテンツを発信し、独自のポジションを確立しつつあります。