「M-1グランプリ2024」で話題のお笑い芸人ダイタクのお父さんが、実は凄腕のボウリング選手だということをご存じでしょうか。
テレビで見かけた方も多いかもしれませんが、その実力は想像以上に本格的なものでした。 40歳という遅咲きのスタートながら、驚異的な上達を遂げ、全日本シニア選手権2連覇という輝かしい実績を持つほか、アジア大会でも3位入賞を果たすなど、国際大会でも結果を残しています。
さらに、パーフェクト（300点）を20回以上達成するという快挙も成し遂げています。
本記事では、65歳の現在も現役ボウラーとして活躍する吉本さんの知られざる素顔に迫ります。大手半導体メーカーのエンジニアとしての顔を持ちながら、趣味から競技の世界へと転身した経緯や、ボウリング好きな家族との絆まで、詳しくご紹介していきます。
ダイタクのお父さんはボウリング選手
お笑いコンビ「ダイタク」のメンバー、ダイタクさんのお父さんである吉本英二さんは、プロボウラーとして輝かしい実績を持つアスリートです。40歳からボウリングを始め、その後めざましい活躍を見せ、シニア世代の中でも特に注目される選手として知られています。
40歳から競技開始 現在までにパーフェクト20回以上の快挙
吉本英二さんのボウリング人生は、他の選手と比べて特異な経歴を持っています。40歳という遅いスタートにもかかわらず、驚異的な上達を遂げました。
競技開始からわずか数年で、多くのボウラーの夢であるパーフェクトゲーム（300点）を達成。その後も着実に実力を伸ばし、現在までに20回以上のパーフェクトを記録しています。
この快挙は、年齢に関係なく努力次第で夢を叶えられることを証明した好例として、多くのボウリング愛好家に希望を与えています。
全日本シニア選手権2連覇 アジア大会で3位入賞
吉本英二さんは、全日本シニア選手権で2連覇を達成する実力者です。国内の強豪が集まる大会での連覇は、その実力の高さを示しています。
さらに、国際大会でも実力を発揮し、アジア大会では3位入賞を果たしました。この結果は、日本のシニアボウリング界の実力の高さを世界に示す成果となりました。
M-1グランプリの敗者復活戦で話題に
2023年のM-1グランプリ敗者復活戦では、息子であるダイタクさんの出場に際して、吉本英二さんのボウリング選手としての経歴が広く注目を集めました。
敗者復活戦での話題により、多くの視聴者が吉本英二さんの存在を知ることとなり、シニアボウリング界のレジェンドとしての認知度が一気に高まりました。
この出来事は、プロボウラーとしての活躍だけでなく、息子のお笑い芸人としての活動とも相まって、吉本さん親子の絆や努力の軌跡を多くの人に伝える機会となりました。
ダイタクのお父さんはどんな人？
熊本在住の65歳(2024年現在)
お笑い芸人ダイタクさんの父親である吉本さんは、熊本県に在住の65歳（2024年現在）です。熊本県は九州有数のボウリング文化が根付いている地域として知られています。
吉本さんは、地元熊本の地域コミュニティでも活動的な存在として知られており、ボウリング界での活躍だけでなく、地域のスポーツ振興にも貢献しています。
熊本県内のボウリング場では、吉本さんの姿を見かけることも多く、初心者からベテランまで、多くのボウラーたちとの交流を深めながら、技術指導なども行っているとされています。
また、熊本という地域性を活かし、九州圏内の大会に積極的に参加することで、地方からでも全国区で活躍できることを証明した選手としても評価されています。
大手半導体メーカーのエンジニア
吉本さんは、プロフェッショナルなボウリング選手としての顔を持つ一方で、大手半導体メーカーでエンジニアとして勤務してきた経歴の持ち主です。
エンジニアとしての精密な計算力や論理的思考は、ボウリングの技術向上にも大きく貢献したと考えられます。特に、レーンのコンディションや球の回転、角度などの計算において、エンジニアとしての知識が活かされています。
仕事と競技の両立は決して容易ではありませんでしたが、職場の理解を得ながら、時間管理を徹底することで、双方で高いパフォーマンスを発揮してきました。
趣味から選手へと転身した経歴
吉本さんのボウリング歴は、趣味として始めたことがきっかけでした。当初は仕事後のストレス解消や健康維持のために始めたボウリングでしたが、その才能を開花させ、競技者への転身を果たしています。
趣味から競技への転換点となったのは、練習を重ねる中で徐々にスコアが向上し、地域の大会で好成績を収めるようになってからです。
特筆すべきは、競技開始が40歳という遅いスタートにもかかわらず、着実に実力を伸ばし、全国レベルの大会で結果を残してきた点です。
この経歴は、「年齢に関係なく、情熱を持って取り組めば夢は叶う」という証明となり、多くの中高年のスポーツ愛好家に希望を与える存在となっています。
ダイタクの母もボウリングがうまい
母親も267点の腕前の持ち主
ダイタクさんの母親は、夫の影響を受けてボウリングの腕前を磨き、自己最高スコア267点を記録するほどの実力者です。一般的なボウリング愛好者の平均スコアが100点から150点程度とされる中で、この記録は相当な実力の表れといえます。
母親は「天然ボケ」としても知られており、家庭内では息子のダイタクさんがツッコミ役を担当することが多かったと言われています。このような家庭内での自然なやり取りが、後のダイタクさんのお笑いのスタイル形成に大きな影響を与えたと考えられます。
また、ダイタクさんには2歳年上の兄がおり、4人家族で仲睦まじい家庭環境を築いていました。日常的に冗談を言い合うような家庭の雰囲気が、ダイタクさんのお笑いセンスを育んだ一因とされています。
親子でボウリング場に通った思い出
ダイタクさん一家にとって、ボウリング場は第二の我が家のような存在でした。父親がプロとして活動する傍ら、家族でボウリング場に通うことは週末の恒例行事となっていました。
子供の頃から両親とボウリング場で過ごした時間は、母親は、自身もボウリングを楽しみながら、家族の応援や支援に献身的な姿勢で取り組んでいました。
ボウリング場での練習や試合を通じて、家族間のコミュニケーションも自然と深まっていきました。このような環境で育ったことは、ダイタクさんの人間性形成にも大きな影響を与えたと考えられます。
また、両親の姿を間近で見ながら成長したことで、努力の大切さや目標に向かって挑戦し続けることの重要性も、自然と学ぶことができたのではないかと推察されます。
