お笑い界で急速に注目を集めているコンビ「ジョックロック」をご存知でしょうか?若手芸人の中でも特に勢いのある彼らですが、実はコンビ結成からまだ2年目という驚くべき新しさです。
結成から短期間で頭角を現したジョックロックですが、実は福本ユウショウさんとゆうじろーさんの芸歴には大きな差があり、それぞれNSC35期生と42期生という異色の組み合わせが話題となっています。
吉本興業が誇る若手実力派として、数々の賞レースでも注目を集め、2024年M-1のファイナリストになったジョックロックの魅力を、本記事では徹底的に解説していきます。
コンビ名の由来から、智弁和歌山高校の応援歌との関係性、そして福本さんの野球への造詣の深さまで、知られざるエピソードを紹介します。
ジョックロックは何年目?
コンビとしては2年目
お笑いコンビ・ジョックロックは、2022年に吉本興業の若手芸人として結成されました。メンバーは福本ユウショウさんとゆうじろーさんの2人です。
結成からわずか2年という短い期間で、芸人としての実力を着実に磨き上げ、「M-1グランプリ2023」で準決勝まで進出し、若手実力派コンビとしての評価を確立しました。
また、「キングオブコント2023」でもベスト8まで進出するなど、コントでの実力も高く評価されています。コンビとしての息の合った掛け合いと、独特な世界観を持つネタは、若手芸人の中でも際立った存在感を示しています。
福本はNSCの35期生
福本ユウショウさんは、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の35期生として芸人の道を歩み始めました。NSCでの在学中から、その独特な芸風と確かな実力で注目を集めていました。
NSC卒業後は、様々なコンビを経験しながら芸人としての経験を積んできました。以前は「マカロニ」というコンビを組んでいた時期もあり、その経験が現在のジョックロックでの活動に活かされています。
福本さんは、コンビ結成前からピン芸人としても活動しており、多彩な芸風を持つ実力派芸人として知られています。
ゆうじろーはNSC42期生
ゆうじろーさんは、NSC大阪校42期生として後輩にあたります。福本さんとは7期の差がありますが、その才能を認め合い、コンビを結成することになりました。
NSCでの経験を活かしながら、独自のキャラクター性と確かな芸術性を持つ芸人として成長を続けています。コンビでの活動以外にも、個人でのメディア出演や情報番組のレギュラー出演なども増えており、多方面で活躍の場を広げています。
ゆうじろーさんの持つ独特な雰囲気と、福本さんとの絶妙な掛け合いは、多くの観客を魅了する要因となっています。
ジョックロックのコンビ名の由来は?
智弁和歌山高校の応援歌から命名
ジョックロックのコンビ名は、甲子園の常連校として知られる智弁和歌山高校の応援歌から着想を得ています。智弁和歌山高校では、応援時に「ジョック・ロック」というフレーズを含む応援歌が使用されており、これが直接的なコンビ名の由来となっています。
「ジョック」は運動選手を意味する「Jock」から来ており、「ロック」は音楽のロックを表しています。この組み合わせは、スポーツと音楽という異なる要素を融合させた独特な響きを持っています。
智弁和歌山高校の応援では、このフレーズが特徴的なリズムと共に歌われ、試合の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。コンビ名にこの言葉を採用したことで、高校野球ファンからの認知度も高まる効果が期待されます。
福本ユウショウが命名
コンビ名の命名者は福本ユウショウさんです。福本さんは幼少期から『ドカベン』や『メジャー』などの野球漫画を愛読しており、野球に関する深い知識を持っています。しかし、興味深いことに、コンビ名の決定については意外にも慎重な検討を重ねたわけではありません。
福本さんは様々なインタビューで、コンビ名について「軽い気持ちで付けた」と率直に語っています。これは、必ずしも深い意味や込み入った理由を持たせようとしたわけではないということを示唆しています。
コンビ名の決定過程について、以下のような特徴が挙げられます:
- 直感的な判断を重視
- 覚えやすさを考慮
- 独特な響きを意識
- 野球要素の自然な取り入れ
このように、深い意味づけよりも、親しみやすさや記憶に残りやすさを重視して決定されたコンビ名であることが分かります。結果として、独特かつ印象的なコンビ名となり、芸人としての個性を表現する要素の一つとなっています。