モーニング娘。のファンを公言する芸能人は数多くいますが、松岡茉優さんほど熱心な芸能人はなかなかいないでしょう。特に元メンバーの鞘師里保さんへの愛情は並々ならぬものがあります。
しかし、松岡さん自身はアイドルになるチャンスを前に、外見へのコンプレックスから夢を諦めていました。そんな彼女が後にモーニング娘。と共演し、まさかの涙を流すことになるとは誰も予想していなかったはずです。
本記事では、松岡茉優さんとモーニング娘。との意外な接点や、ドラマでの共演、そして夢のステージでセンターを務めた感動のエピソードまでを詳しく解説します。
松岡茉優は「モー娘。」に入りたかった?
モー娘。の大ファン
女優の松岡茉優さんは、長年にわたりモーニング娘。の熱烈なファンとして知られています。特に10期メンバーとして活躍した鞘師里保さんへの尊敬の念は、様々なメディアで語られています。
松岡さんは、自身のブログやインタビューで「モーニング娘。との出会いが人生を変えた」と語っており、中学生の頃からのファン歴を持っています。特に鞘師里保さんについては「ダンスの実力はもちろん、プロ意識の高さに憧れていた」と言及しています。
松岡さんがモーニング娘。のファンになったきっかけは、友人からの紹介でした。その後、ライブDVDを見て圧倒的なパフォーマンス力に魅了され、熱心なファンになったと語っています。
外見コンプレックスでオーディションは見送り
松岡さんは、モーニング娘。のオーディションを受けることを真剣に考えていたものの、実際には応募を見送っています。その理由として、当時の自身の外見へのコンプレックスが大きく影響していたと、後のインタビューで明かしています。
中学生時代の松岡さんは、自身の容姿に強い不安を抱えており、「アイドルになるには見た目が足りない」と考えていました。この経験は、後に女優として活動する中で、外見にとらわれない表現者としての道を選ぶきっかけになったとも語っています。
現在では、そのコンプレックスを乗り越え、実力派女優として高い評価を得ている松岡さん。モーニング娘。への想いは、別の形で結実することになります。オーディションは受けなかったものの、後にモーニング娘。と共演を果たすなど、ファンとしての夢を別の形で叶えることができました。
松岡茉優が「モーニング娘。」と共演で涙
『その「おこだわり」』でモー娘。と共演
女優の松岡茉優さんは、2016年にテレビ東京系列で放送されたドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』でアイドルを目指す役を演じました。
このドラマは、フェイクドキュメンタリー形式で制作され、実際のモーニング娘。のメンバーたちが本人役で出演し、ドラマに厚みを持たせた点です。
放送当時、テレビ東京の深夜枠にも関わらず、SNSを中心に大きな反響を呼びました。特に、松岡さんの演技と実際のアイドルグループとの絡みが自然で説得力があると評価されました。
ひなフェスでセンターを務める
2016年3月、松岡茉優さんは夢が叶う瞬間を迎えます。『Hello! Project ひなフェス 2016』という大規模なコンサートイベントに出演し、モーニング娘。’16のメンバーと共にパフォーマンスを行いました。
ステージでは、モーニング娘。の代表曲「One・Two・Three」を披露。松岡さんはセンターポジションに立ち、憧れの楽曲を完璧に踊り切りました。このパフォーマンスは、長年のファンとしての研究と努力の成果が実を結んだ瞬間でした。
特に、この楽曲は松岡さんが尊敬してやまない元メンバーの鞘師里保さんがリードボーカルを務めていた思い入れの強い1曲であり、その楽曲のセンターを務められたことは、松岡さんにとって大きな意味を持つ出来事となりました。
涙する熱烈ファンぶり
共演を果たした際の松岡さんの反応は、純粋な熱烈ファンそのものでした。パフォーマンス後のインタビューでは、感極まって涙を流す場面も見られました。
松岡さんは、以前からメディアでモーニング娘。への愛を公言しており、特にダンスの振り付けを完璧に覚えていることでも知られていました。実際のメンバーと共演し、同じステージに立てた喜びは、彼女のファンとしての真摯な思いを表すものとなりました。
このエピソードは、プロの女優でありながら一人のファンとしての純粋な姿を見せた松岡さんの魅力を改めて印象付ける出来事となりました。